[macOS] 10.15 Catalina 更新後に USB イーサネットアダプタが機能しなくなった時の対処方法

Last Update: June 17th, 2021
Article ID: 845623


注意:もし macOS 10.15 Catalina、macOS 11 Big Sur 上で機能する USB イーサネットアダプターをお探しの場合は、下記の RealTek 社製チップセットを採用した製品のご利用をお勧めします。 

  • USBC-TE1000 - Plugable USB-C ギガビットイーサネット 有線 LAN アダプター フラットケーブル付き
  • USB3-HUB3ME - Plugable USB 3.0 バスパワー 3ポートハブ、ギガビットイーサネット 有線 LAN アダプター USB-C 対応
  • USBC-E2500 - Plugable USB-C 2.5 ギガビットイーサネット 有線 LAN アダプター 

上記の Plugable 製イーサネットアダプターは RealTek 社製チップを採用しており、必要なデバイス・ドライバは macOS に内蔵されています。したがって USB-C ポートに接続するとプラグ&プレイで使用することができます。それぞれの製品についての詳細は、リンクをクリックして製品情報をご参照ください。


**更新情報 2: 

ASIX 社は 2020年2月2日付で macOS 10.15.3 Catalina 用の最終リリースドライバーを提供しています。このバージョンが Catalina 専用なのは、Apple 社から公証要件が更新されたためです。Plugable 社が ASIX 社と連携して十分な検討とテストを行った結果、このドライバが機能することが確認されました。Plugable 社のドライバーページでは(以前の 2.15.0 および 2.15.0-Beta 1ビルドから)この最終ビルドである 2.16.0 がダウンロードできるよう、リンクを更新してあります。

過去の情報として、元の投稿は下記にそのまま残しておきますが、USB3-E1000 および USBC-E1000 ギガビット・イーサネットアダプターに関しては、この最終ドライバーを使用することをお勧めします。不明な点がありましたら、Plugable 社サポート nihongo@plugable.com までお問い合わせください。

注意:これらのドライバ導入に関する情報は、Plugable 社製のイーサネット・アダプタ製品に関して利用することを想定しています。他社製品についてはその製造元に直接お問い合わせください。


**更新情報 1:

11/12/2020 に 新バージョン macOS 11 Big Sur がリリースされましたが、このバージョンの macOSでは ASIX 社製チップセットを採用したイーサネットアダプターを使用することができません。これは、Plugable 社製でない他社製品でも同じです。これらの「非互換性」は 10.15 からドライバを導入する際に必要となった、Apples 社による DriverKit の実装変更によるものです。より詳細な情報は、10.15 について述べた関連ブログ記事か、このナレッジベース記事の下のオリジナル記事を参照してください。

2020/11/13:「ASIX 製チップ使用の USB イーサネットアダプターが macOS 11 Big Sur で使用できない件について


**オリジナル記事  2019年10月4日

症状

macOS 10.15 Catalina にアップデートしたシステムでは、古いフレームワークを使用したデバイス・ドライバが無効にされるため、既存の周辺機器によってはドライバの再導入をしない限り機能しなくなる場合があります。Plugable 社製品のほとんどは影響を受けませんが、USB イーサネット・アダプターはその例外です。該当するのは ASIX 社製ギガビット・イーサネットチップを使用した、USBC-E1000USB3-E1000USB2-E1000(日本未発売)そして USB2-E100 です

背景

この問題が生じた背景について詳細を知りたい方は、macOS Catalina による変更の概要について書いたこちらのブログ記事(英語)をお読みください。

macOS Catalina ではすべてのソフトウェアが DriveKit フレームワークに準じた 64 ビットアプリケーションでなければなりません。これに該当する新しいデバイス・ドライバが用意できるまでの間、既存製品によっては少々わかりにくい手順でドライバを導入しなければならなくなることがあります。多くの Plugable 製品ではこの必要がありませんが、ASIX 社製の USB ギガビット・イーサネットチップセットを採用した USB イーサネットアダプタは、Plugable 社製かどうかにかかわらず、下記のような問題に直面します。

  1.  macOS 10.14 以前に使用されていたドライバは、10.15 Catalina へアップデートした後には機能しなくなります。
  2.  macOS 10.14 以前に使用されていたドライバを再導入しようとすると、「インストールは失敗しました。インストールを阻害する問題が発生しました。ソフトウェア製造元に連絡してください。」というメッセージが表示されます。
  3. ASIX 社が提供するベータ版のドライバを導入しようとすると、ダイアログパネルがずっと表示され続けるなど、導入手順がわかりにくくなっています。

現状として、10.15 用ベータ版の ASIX ドライバ導入は少々面倒なため、よりわかりやすいインストーラを使った正式なバージョンのドライバが提供されるまでは、macOS 10.15 で該当 USB ギガビット・イーサネット・アダプタの利用はお勧めできません。

ただしこの問題はソフトウェアに依存するもので、ハードウェアとしては互換性に問題はありません。Plugable 社の USB3-E1000、USBC-E1000、USB2-E1000 がこのようなドライバ再導入が必要な製品です。Apple 社は、macOS Catalina を 10 月 4 日に正式リリースする予定となっています。

macOS Catalina に ASIX ドライバーを導入する手順

ドライバのダウンロード

下記リンクから必要なデバイス・ドライバをダウンロードします。USB3-E1000 および USBC-E1000(ASIX88179)用のドライバを選択し入手してください。

USB3-E1000 & USBC-E1000 AX88179 macOS 10.15 Catalina Drivers v2.16.0 Final Release – 01/30/2020 

注意:このバージョンは、macOS 10.15 でのみ使用できます。


macOS ゲートキーパー認証ドライバ導入手順

ステップ 1 : ファイルをダウンロードしたフォルダを開き、「AX88179_178A_v2.15.0_beta1.pkg」を開きます。

ステップ 2 : 下記の導入ウィンドウが開きます。インストーラの指示に従ってドライバを導入するため「続ける」を押します。

ステップ 3 : 導入の途中で、アカウント名とパスワードを入力する様に促されます。入力後「ソフトウェアの導入」ボタンを押します。

ステップ 4 : 下記のように、「機能拡張がブロックされました」というメッセージが表示されます。ここで「OK」ボタンを押しても導入は始まりませんので注意してください。(「OK」ボタンを押しても、繰り返し同じ画面が表示されます。)

ステップ 5 : 「OK」ボタンを押さずに、このダイアログパネルを画面の別の場所にドラッグします。このダイアログパネルは後で操作する必要があるので、閉じないようにしてください。次に、アップルメニューのなかから「システム プリファレンス」を選びます。「システム プリファレンス」パネル内「セキュリティとプライバシー」の「概要」タブを開きます。このパネルの下に、ASIX ELECTRONICS CORPORATION 製のソフトウェアがブロックされているとのメッセージが表示されています。「許可」ボタンはグレイアウトされ押すことができません。左下隅にあるロックのボタンをクリックします。

ステップ 6 : パスワードが要求されるので入力し、「アンロック」ボタンを押します。 

ステップ 7 : ステップ 6 の操作によって押せるようになった「許可」ボタンを押します。

ステップ 8 : これでパッケージを導入する許可を得られたので、先ほど別の所へ動かしておいたダイアログパネルに戻り、「OK」ボタンを押します。

ステップ 9 : ダイアログパネルが閉じ、導入が始まります。

ステップ 10 : 導入が完了したら、「再起動」ボタンを押します。 

ステップ 11 : インストール・パッケージを削除するかを聞かれるので、「保持」または「ゴミ箱に移動」のいずれかを選択してください。選択しクリックした時点でシステムが再起動されますので注意してください。

ステップ 12 : システムが再起動したら、Wifi を一時的に切断し、有線 LAN 接続ができているかを確認します。「システム プリファレンス」の中から「ネットワーク」を表示すると、該当のイーサネットアダプタの左側に緑のマークがあり、接続状態になっていることがわかるはずです。(この画面の内容は、お使いになっている PC のネットワーク環境によって異なります。)

よくある質問:

Q. 該当するギガビット・イーサネット・アダプタを持っていますが、Catalina に更新した後使えなくなりました。どうすればいいですか?
A. このページのリンクから Catalina 対応ベータ版のドライバをダウロードし、手順に従って導入してください。

Q. 他社製の USB イーサネット・アダプタも、Catalina への更新によって影響を受けますか? 
A. はい、ASIX 社製の該当チップセットを使用しているのであればどんな製品も、この macOS Catalina バージョンへの更新で同様の影響を受けます。 

Q. 私は他社製のイーサネットアダプターを使っていますが、機能しなくなりました。このページのドライバ導入手順を使用して問題を解決できますか?
A. いいえ、残念ながれできません。ここに記載されているドライバの導入手順は、Plugable 社の USB3-E1000 および USBC-E1000 のためのものです。ドライバーの導入手順については、ご自身のアダプターの製造元にお問い合わせください。

Q. 既に古い ASIX ドライバが導入されているシステムを Catalina に更新した場合、何らかのエラーが表示されるのですか? 
A. 残念ながら、なにも表示されません。既存のドライバはただロードされず機能しなくなるだけで、ユーザーにそれを知らせるためのエラーが表示されることはありません。 

Q. Catalina に更新済みのシステムに、古いドライバーを導入しようとするとどうなりますか? 
A. 途中で「インストールは失敗しました。インストールを阻害する問題が発生しました。ソフトウェア製造元に連絡してください。」というエラーが表示されます。 

Plugable 社製のギガビット・イーサネット・アダプタをお使いのユーザの方々がこのような手順を取らなくてはならない事を申し訳なく思いますが、この情報がお役に立てば幸いです。

もし当記事について何かご質問がございましたら、どうぞお気軽に nihongo@plugable.com までメールでお問い合わせください。

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