macOS システムで外部モニタを接続するために DisplayLink 機器(USB ドッキングステーションや グラフィックス変換アダプタなど)を使用する際には、必須アプリケーションである DisplayLink Manager をダウンロードしてインストールする必要があります。この DisplayLink Manager は macOS の「画面収録」機能を使用するため、外部モニタを接続している間はこれを有効にしなければなりません。
画面収録が有効になると、DisplayLink ドライバはミラーリングまたは拡張スクリーンをレンダリングするために必要なピクセルにアクセスし、コンピュータから DisplayLink モニターに USB 経由でピクセルを送信できるようになります。DisplayLink Manager アプリケーションが画面上の情報をどこかに保存するようなことはありませんが、これを有効にしている間は、Mac システム全体で HDCP コピー保護コンテンツは表示できなくなる点に注意してください。
macOS 10.15 Catalina 以降の Mac システムユーザーは、この画面収録機能に対し明示的に承認する必要があります。
ここでは、この「画面収録」を有効にする手順について説明します。
A.DisplayLink Manager 導入時に「画面収録」を有効にする
DisplayLink Manager を導入する際にインストーラーがシステム設定内の「画面収録」を有効にするように要求してきますので、これを許可してください。具体的な手順は、当ナレッジベース内にある DisplayLink Manager 導入手順の情報を参照してください。
DisplayLink Manager 起動時に画面収録が有効になっておらず、通知がオンになっていれば、DisplayLink Manager からメッセージが表示されることがあります。
B.システム設定内で、DisplayLink Manager による「画面収録」を有効にする
画面収録機能が有効になっているかわからなかったり、何らかの理由で有効になっていない場合でも、「プライバシーとセキュリティ」設定から確認したり有効にしたりすることができます。
下記に簡単な手順を示します。(macOS のバージョンによっては、少々違う手順になることがあります)
- システムの Apple アイコンをクリックし、「システム設定」を選択します
- 左側のパネルから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします
- 右側に関連の設定が表示されるので、スクロールして「画面収録」を探し、クリックします。この再、設定を変更するために画面左下にある鍵アイコンをクリックし、ユーザーアカウントでログインする必要があります
- 表示された画面内で、「DisplayLink Manager」の右にあるトグルボタンを確認します。トグルボタンがオフになっている場合はこれをオンにします
- オンに変更すると、「終了して再開(Quit & Reopen)」するためのメッセージが表示されますのでクリックします
- 再度鍵アイコンをクリックして、変更を保存します
画面収録が有効になると DisplayLink Manager が正しく機能し、DisplayLink 機器経由で接続された外部モニタで表示ができるようになります。
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