[macOS] MacBook Pro 16" システムに Thunderbolt 3 ドッキングステーションを接続すると、Thunderbolt カーネルパニックが発生する

Last Update: September 22nd, 2022
Article ID: 1029920


2022年08月12日更新::

この問題は Intel チップ搭載 Mac システムで macOS 11.x でのみ発生します。

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2021年11月1日更新:

この問題は、macOS 11.x で発見され、 Monterey 12.0.1 で修正されていることが確認されました。問題が生じているユーザーは、このバージョンに更新してください。 

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Plugable 社はこの問題が社内で再現できたため、Apple 社に報告し詳細な調査を依頼しました。この問題は、macOS 11.4 の更新により導入された新しい問題であると考えられますが、macOS 11.6 においてもまだ解決していません。

この問題は、MacBook Pro 16" システム特有のもので、他の Mac システムでは発生しません。

このカーネルパニックは、外部モニターをドッキングステーションに接続した状態で、その Thunderbolt 3 ドッキングステーションを MacBook Pro 16” システムに接続すると発生する可能性があります。

例えば MacBook Pro 16" を外出先に持っていき、自宅に戻ってドッキングステーションに接続されたすべての周辺機器(外部モニターを含む)を 1 本の Thunderbolt 3 ケーブルで再接続する、というようなよくあるシナリオで起こりえます。

このカーネルパニックの問題は現在、MST(DisplayPortマルチストリームトランスポート)と呼ばれる技術を使用してドッキングステーションに 1 台以上の外部モニターを接続することができる、すべてのドッキングステーションで発生します。Plugable 社製のドッキングステーション固有のものではなく、他社製の場合でも同様に当てはまります。

この問題は、Plugable TBT3-UDV ドッキングステーションには当てはまりません。Plugable 社製の Thunderbolt 3 ドッキングステーションでこの条件に合致する製品は下記のとおりです。

  • TBT3-UDZ(日本未発売)
  • TBT3-UDC3(日本未発売)
  • TBT3-UDC1(日本未発売)


この問題を回避するには、Thunderbolt 3 ケーブルをコンピュータに接続する前に、外部モニターをドッキングステーションから一時的に取り外しておきます。そしてドッキングステーションを接続した後で、モニターをドッキングステーションに再接続するようにしてください。

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