Plugable 社のデジタル・マイクロスコープは標準的なウェブカム用のチップセットを使用しており、コンピュータに接続して初めて使用する際に自動的にウェブカム(UVC:USB ビデオ・クラス)用のデバイス・ドライバが導入され設定されます。
Windows または Mac システムでの使用
システムにとってはウェブカムの一種として認識されるため、デジタル顕微鏡で観察する対象物は下記のような一般的なウェブカム用アプリケーションで画面表示することができます。
- Camera App for Windows 8.1 / 10
- Photo Booth for macOS / OS X
- VLC Media Player
しかし、ウェブカム用アプリケーションが提供するすべての機能を、Plugable 社のデジタル顕微鏡で使用できるわけではありませんのでご注意ください。
Plugable 社製デジタル・マイクロスコープのウェブカメラ用ソフトウェアとして用意されている、Digital Viewer(Windows、macOS 用、日本語表示可)をご利用いただくこともできます。このアプリケーションでは、画面表示解像度の変更、動画撮影、静止画キャプチャ機能などを提供します。
Digital Viewer を使用する場合は、こちらの記事を参照してください。
マイクロスコープの使用手順については、こちらの「使用手順紹介ビデオ- Windows」または「使用手順紹介ビデオ- Mac 」も参照してください。(日本語字幕が表示されない場合は、[CC] アイコンを押すか、設定アイコン(歯車の形)をクリックし、Subtitle/CC > Japanese を選択します。)
Chrome OS システムでの使用
Plugable 社製のデジタル・マイクロスコープは、ChromeOS に内蔵されている標準カメラ・アプリケーションで使用できます。もし ChromeBook 自身に内蔵カメラがある場合は、アプリケーションがマイクロスコープを対象とするように設定してください。「設定 > 詳細設定 > プライバシーとセキュリティ > コンテンツの設定 > カメラ」を表示し、ドロップダウン内の機器を「USB Microscope」に変更します。
「使用手順紹介ビデオ- Chrome」 (日本語字幕が表示されない場合は、[CC] アイコンを押すか、設定アイコン(歯車の形)をクリックしSubtitle/CC > Japanese を選択してください。)
Linux システムでの使用
Plugable 社製デジタル顕微鏡は、様々な Linux ディストリビューションで使用できます。Linux 上の Cheese、または GTK+ UVC Viewer を使用して検証しています。これらのアプリケーションを入手し、導入してください。
導入コマンド:
- sudo apt-get install cheese
- sudo apt-get install guvcview
「使用手順紹介ビデオ- Linux」 (日本語字幕が表示されない場合は、[CC] アイコンを押すか、設定アイコン(歯車の形)をクリックしSubtitle/CC > Japanese を選択してください。)
Android システムでの使用
Android 機器では、USB ポート経由の外部周辺機器を使用できる場合とできない場合がありますのでご注意ください。
その Android 機器がウェブカム用の UVC ドライバをサポートしており、USB 経由で稼働することを許しているのであれば、Plugable 社のデジタル・マイクロスコープを利用できます。そうでない場合、Android 機器自体の技術仕様上の制限により使用不可ということになります。Android にはユーザが後から自分で好きなドライバを導入することはできない仕組みのため、そのような機器では USB デジタル・マイクロスコープは使用できません。
注意点:Plugable 社の USB デジタル・マイクロスコープを Android 機器で使用するには、OTG ケーブルで接続する必要があります(製品に OTG ケーブルは付属していません)。
ソフトウェア:
Google Play リンクからダウンロードできる動画プレーヤー・ソフトウェアをご利用になることをお勧めします。
iOS システムでの使用
iOS システムでは使用できません。iOS では、Plugable 社製のデジタル・マイクロスコープをはじめとする「標準外部 UVC(USB ビデオ・クラス)機器」を使うことができません。