Windows ラップトップ PC は通常、カバーを閉じるとドッキングステーション等の USB 機器やモニターなど、接続された周辺機器がスリープ状態になります。この動作を変更するには、カバーが閉じられた場合の動作に関する設定項目の値を変更します。下記の手順でこの設定画面を起動してください。
Windows 10
- 「スタート」ボタン上で右クリックし、メニューの中から「電源オプション」を選択する
- 「電源とスリープ」画面内の右側にある、「電源の追加設定」リンクをクリックする
- 「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面の左側の「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックする
- 「カバーを閉じたときの動作」の値を、「何もしない」に変更する
- 下にある「変更の保存」ボタンをクリックする
Windows 11
- 「スタート」ボタンをクリックし、検索フィールドに「コントロール」と入力する
- 「設定の検索結果のリストから、「コントロール パネル」をクリックする。表示方法が「カテゴリー」になっている場合は「大きいアイコン」に変更する。
- 「電源オプション」クリックし、表示された「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面の左側の「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックする
- 「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」画面内で、「カバーを閉じたときの動作」の亜値を「何もしない」に変更する
- 下にある「変更の保存」ボタンをクリックする
外部モニターと電源の両方が接続されている状態であれば、上記の設定後はラップトップのカバーを閉めてもスリープ状態にならず、代わりに外部接続モニターのうち1つが「メインディスプレイ」に自動的に設定されます。
このモードの場合、下記の処理をする際にはカバーを開けなければならないことがあります。
- 完全に電源が切れた状態から、コンピュータを起動する
- アカウントをログオフしたり、コンピュータがカバーを閉じた状態で再起動された後で、再度ログインする
- 「Windows ハイブリッド・スリープ」または「ハイバネーション」状態から Windows を復帰させる