[macOS] Mac システムがスリープ後に、有線 LAN ネットワーク(全体)が使えなくなる

Last Update: July 16th, 2021
Article ID: 860369


この問題は、「RealTek 社製 USB 3.0 イーサネットチップセット RTL8153」を使用しているドッキングステーションや USB イーサネット・アダプターを、Mac システムで使用すると発生することがわかっています。Plugable 社製品だけに発生するものではなく、他社製の周辺機器でも同様のことが起こります。

原因は、Apple 社が提供し macOS が内蔵している RealTek RTL8153 用のデバイス・ドライバにバグがあることです。システムがスリープ状態になると、このバグによってイーサネット・ブロードキャストが大量に発生し、イーサネット・ルーターに悪影響を与えることがあるのです。

macOS 10.15.x Catalina のユーザーは、Realtel 社サイトより最新ドライバをダウンロードし適用してください。

macOS 10.11.x Big Sur のユーザーは、2021年4月26日に Apple 社がリリースしたバージョン 11.3 を適用すると、問題を解決できます。

もし、既存のアプリケーションを利用する必要などから macOS を10.15.x や 11.x から 11.3 にアップデートできない環境では、システムがスリープ状態にならないように設定するか、有線 LAN ではなく WiFi によるネットワークを使用してください。

この件について何か質問がある方は、ご利用の Plugable 製品名およびアマゾン注文番号とともに nihongo@plugable.com までメールでご連絡ください。

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