Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープの使用手順
ここでは、Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープの使用手順を説明します。 手順の概要: USB2-MICRO-250X のケーブルを、使用するシステムの USB ポートに接続する *) システム側で、表示用のソフトウェア(ウェブカメラ用の内蔵ソフトウェアや、Plugable Digital Viewer、その他ベンダーのソフトウェアなど)を起動する 表示ソフトウェア内の設定画面で、「USB Microscope」または「Digital Microscope」を既定のデバイスに指定する システム OS 内で、カメラアプリケーションがアクセス許可を得ていることを確認する LED の光量を調整する 対象物の拡大率とフォーカスを調整する *) 注意:USB 3.0...
Plugable マイクロスコープの LED を調整する方法
Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープ内蔵の LED は、本体の上部についた LED スイッチを使って明るさを変更することができます。一番左にセットすると完全にオフにもできます。ただし明るさが不十分な環境下では、マイクロスコープのコントローラが持つホワイトバランス機能が光量を補正しようとする点に注意してください。 反射率の高い物体を LED が点灯した状態で観察しようとすると、眩しすぎることがあります。このような時には対象物を斜めから観察するという方法があります。あるいは、LED を完全にオフにして、マイクロスコープの方を 45 度程度傾け、外部光源を利用してみてください。このような方法は特に円筒形の対象物に有効で、照明の角度を変えることでより多くの細部を観察す...
Plugable Digital Viewer の使い方
この記事では、Plugable 社製デジタル・マイクロスコープのウェブカメラ用ソフトウェアとして用意されている、Digital Viewer(Windows、macOS 用、日本語表示可)の使い方についてご説明します。 Digital Viewer インストール手順 Windows の場合: Digital Viewer を Plugable 社サイトの「USB マイクロスコープ用ソフトウェア」ページからダウンロードします。 ダウンロードしたファイルをダブルクリックし「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら、「はい」を押して先に進みます。 「Plugable Technologies – Plugable Digital Viewer」の画面が表示されます。「Install(導入)...
Digital Viewer の起動方法
Digital Viewer ソフトウェアをダウンロードして導入しても、起動用ショートカットはデスクトップには自動的に作成されません。これは、不要なアイコン等を増やさないよう配慮したためです。 Digital Viewer は下記の方法で起動してください。 Windows Digital Viewer は導入の際に、スタートメニュー内にショートカットを作成します。既定値では下記のフォルダーに入っています。 スタートメニュー > プログラム > Plugable Technologies ただし、上記の場所は Windows のバージョンによって異なることがあります。スタートメニューの詳細は、Microsoft 社の下記の情報を参照してください。 「スタート メニューの表示内容を確認...
USB2-MICRO-250X マイクロスコープの拡大率とフォーカスについて
この記事では、Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープの拡大率とフォーカスの手順について説明します。 倍率とフォーカスについて USB2-MICRO-250X マイクロスコープは「デジタル・ズーム」機能を持っていない点に注意してください。 Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープの倍率は、「対象物までの距離」と「フォーカスポイント」の組み合わせで決まります。「フォーカスポイント」は、本体についたフォーカス用リングを回すことで設定できます。対象物までの距離が近いほど倍率はあがります。 本体の透明なカバー部分が対象部に触れている状態、つまり最も近い距離の場合で、約 60 倍と約 250 倍の 2 つの倍率で表示ができます。リングを回すとま...
Plugable USB マイクロスコープの使い方
Plugable 社のデジタル・マイクロスコープは標準的なウェブカメラ用のチップセットを使用しており、コンピュータに接続して初めて使用する際に自動的にウェブカメラ(UVC:USB ビデオ・クラス)用のデバイス・ドライバが導入され設定されます。 Windows または Mac システムでの使用 システムにとってはウェブカメラの一つとして認識されるため、デジタル顕微鏡で観察する対象物は下記のような一般的なウェブカメラ用アプリケーションで画面表示することができます。 Windows カメラ Photo Booth VLC Media Player しかし、ウェブカメラ用アプリケーションが提供するすべての機能を、Plugable 社のデジタル顕微鏡で使用できるわけではありません。また、アプリケーション...
「カメラが使用中です」というエラーが表示され、プレビューウィンドウに画像が表示されない
USB カメラのような特定の機器は、使用しているシステムの OS によって「プライバシーまたはセキュリティ」に関する設定や取扱が異なっていることがあります。 Plugable 社のマイクロスコープ製品を使っていて画像が表示されなかったり、「カメラが他のアプリケーションで使用中です」という警告エラーが表示される場合は、機器に関するセキュリティ設定を変更する必要があります。 詳細については、下記の情報も参照してください。 Windows: 「Windows、マイク、プライバシーを保護する」 Mac: 「Macのカメラへのアクセスを制御する」 上記設定を変更した場合、システム再起動の必要があることがあります。 Windows システムでの設定方法: 1. Windows キー を押...
Digital Viewer のプレビューに、他のウェブカメラからの画像が表示される
Digital Viewer アプリケーションの使い方は、こちらの記事を参照してください。 Digital Viewer 内に Plugable 社製のマイクロスコープの画像が正しく表示されない場合は、Digital Viewer 内の「設定」 > 「デバイス」を変更する必要があります。 画面の左上にある「設定」ボタン(歯車のようなグレーのアイコン)をクリックします。 「デバイス」のリスト内から、「USB Microscope」または「Digital Microscope」を選択します。 「設定の保存」ボタンを押して設定画面を閉じます。 稀に、メニュー内のデバイス名が間違って表示されていたり、「USB Microscope」「Digital Microscope」がリスト内に表示されない...
Plugable マイクロスコープの LED ライトが点灯しない
Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープにはリング状の内蔵 LED が搭載されていますが、この LED は下記の状態のときに点灯します。 本当上部にあるグレーの LED 光量調整バーがオフになっていない ウェブカメラ用アプリケーションが、このマイクロスコープを認識している もし内蔵 LED が点灯しない場合は、この 2 点について確認してください。 注意点として、製品出荷時には LED 光量調整バーが一番左に回された、つまりオフ状態になっています。まず調整バーをある程度右側に回しておいてください。 次に、マイクロスコープを使用するアプリケーションが、このマイクロスコープを出力先として認識する必要があります。例えば Plugable Digital Viewer...
ウェブカメラ用ソフトウェアで真っ黒な画面が表示される
画面が黒く表示されるのには、いくつかの原因があります。下記を確認してください。 1. セキュリティ設定 使用しているマイクロスコープ用のソフトウェア、たとえば「Plugable Digital Viewer」やその他のウェブカメラ用アプリケーションに、使用許可が与えられていないことがあります。この場合はマイクロスコープを使用することができません。お使いのシステムの OS 設定内(通常は「カメラ」設定)で、アプリケーションに対するセキュリティ設定を正しく行ってください。 例えば Windows 11 では、システム設定内「プライバシーとセキュリティ > カメラ」内で「カメラへのアクセス」をオンにする必要があります。 2.出力先デバイスの設定 システムに複数のウェブカメラが接続されている場合...
Digital Viewer がイメージファイルを撮り続ける
このような現象が起きるときは、Digital Viewer の「インターバル撮影」がオンになっていることがあります。この設定では設定された「撮影時間」毎に、カメラの映像がファイルに撮影され続けます。これを止めるには「インターバル撮影」ボタンを押して、これを停止する必要があります。 下記の手順を実行してください。 Digital Viewer を起動します。 トップにあるアイコンの左から 3 番目(カメラの中に時計があるアイコン)にカーソルを当てす。 もしインターバル撮影がオンになっていると、このアイコンのラベルが「インターバル撮影終了(Stop Time Lapse)」となっているはずです。(オフの場合は「インターバル撮影開始」となっています。) このアイコンをクリックするとインターバル撮影が...
Plugable 社製 USB マイクロスコープを使う際に、何らかのソフトウェアを使用する必要がありますか?
はい、Plugable 社製の USB マイクロスコープ(USB2-MICRO-250X)は、コンピュータ上に画像を表示したり、画像をキャプチャしたり、動画を録画するために何らかのソフトウェアが必要です。Plugable 社は「Digital Viewer」という Windows および macOS 上で動くソフトウェアを提供していますが、それ以外のウェブカメラ用のアプリケーションを使ってもかまいません。 Digital Viewer のダウンロードや使い方については「Digital Viewer の使い方」を参照してください。 その他のウェブカメラ用のアプリケーション Digital Viewer ではなく、自分が普段から使っている下記のようなアプリケーションを使用することもできます。 Wi...
Plugable 社製マイクロスコープは iPad で使用できますか?
最近の iPad モデルは、外部カメラと接続できるようになっています。そのため、Plugable USB2-MICRO-250X マイクロスコープも下記の条件に合った iPad であれば使用できます。 USB-C ポート搭載モデルであること iPadOS バージョンが 17.x 以上であること さらに、USB マイクロスコープの内容を表示するために、ウェブカメラ用アプリケーションを導入する必要があります。たとえば、下記のようなソフトウェアです。 CamX USB Camera 上記の 2 つのソフトウェアは、Plugable USB 2.0 マイクロスコープと互換性があることが確認されています。もちろん、USB ウェブカメラ(UVC:USB ビデオ クラス)対応であれば、理論上他のアプリケ...
Plugable マイクロスコープは、Android 機器で使用できますか?
Android で USB ポート経由で接続した外部マイクロスコープが使用できるかどうかは、マイクロスコープ側ではなくその Android 機器に依存しています。 Plugable 社製マイクロスコープは、接続したシステムにとってはウェブカメラの一つとして認識されます。このマイクロスコープを使用するためには以下の条件が必要です。 その Android 機器が「USB ウェブカメラ」の使用を許可している、つまり「USB ビデオ・クラス(UBC:USB Video Class)」が使用できる(例:正しいデバイス・ドライバが導入され機能している) その Android 機器が、「外部ウェブカメラ」の使用を許可している Android 機器(スマートフォンやタブレット)の対応は、メーカーやモデルによっ...
マイクロスコープを Chromebook に接続すると使用できない
Plugable 社のマイクロスコープを Chromebook システムで使用するには、いくつか確認事項があります。 ChomeOS が最新状態であること。「設定」→「Chrome OSについて」→「アップデートの確認」画面で何らかのアップデートが利用可能な場合は、それを適用してください。ChromeBook の更新については、Google 社の「Chromebook のオペレーティング システムを更新する」を参照してください。 Chrome 用カメラアプリが最新バージョンであること。Chrome ストアから、 Chromebook Camera App を確認し、最新版があればそれに更新してください。 上記の 2 つを更新した場合は、マイクロスコープをシステムから取り外した状態で一度 Chr...
Digital Viewer の「最大ファイルサイズ」の上限値について
Digital Viewer の最新版以外のバージョンをお使いの場合、設定画面の「動画設定」セクション内にある「最大ファイルサイズ」の上限値について、表示上の間違いがあることがわかりました。フィールドの横に設定可能値の範囲として、「16MB - 4097MB」または「16MB - 4098MB」と書かれていることがあります。 しかし、実際に設定可能な最大値は「4096MB」です。 もし「4097」のような値を入力すると、「動画サイズの設定値が範囲外です」というエラーが表示されます。その場合は、「4096」を最大値として設定してください。 変更を加えた後に、「設定の保存」ボタンを押すのを忘れないようにしてください。 注意点:この最大値は現在の制限事項で、将来のバージョンではより高く設定できるよう...
Plugable 社製マイクロスコープが macOS を 10.15 Catalina 以上に更新した後に機能しない
注意)この記事はアーカイブされています。最新の情報については、Plugable 社のデバイスドライバーページを参照してください。 Background One of the biggest changes in macOS 10.15 (Catalina) is support for 32-bit legacy applications has been phased out. Catalina and future versions of macOS operating system support only 64-bit applications. (You can read more about this in our Catalina blog post , and here's s...