Thunderbolt 3 ドックを使用すると、M1 Mac システムに 2 台のモニターを接続できますか

Last Update: July 29th, 2021
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「Plugable Thunderbolt 3 シングルディスプレイ・ドッキングステーション(TBT3-UDV)」には、DisplayPort ポートが 1 つと、Thunderbolt 3 対応の周辺機器用 USB-C ポートが 1 つ搭載されています。

もしシステムに Thunderbolt 3 ポートが搭載され、かつそのポートが「2 台の外部モニタ接続に対応している場合」には、この両方のポートを使用して 2 台の外部モニタを接続可能です。例えば、Intel チップを搭載した Mac システムや Dell XPS ファミリーなどの Thunderbolt 3 ポートは 2 台の外部モニタ接続に対応しています。

一方、M1 チップを搭載した MacBook Pro/Air は、システム自体が「外部モニタ数が 1 台に制限」されています。このようなシステムの場合は、Thunderbolt 3 ドッキングステーション経由で接続できるモニタは 1 台のみで、2 台目以降のモニタを接続することはできません。これは Plugable 社製品に限らず、ドッキングステーション(周辺機器)側ではなく、システム側の制限事項です。

もし M1 チップを搭載した Mac システムに外部モニタを 2 台接続したい場合は、USB 2.0/3.0 時代から実績のある「USB グラフィック変換アダプター」を使用すると、この「1 台までの制限」を回避することができ、2台目以降の外部モニタを接続できるようになります。

これは実は、M1 Mac システムに限ったことではありません。Thunderbolt 3 対応の Windows システムの中には、搭載されている Thunderbolt 3 ポートが外部モニタを 1 台までしかサポートしていない PC があります。これは、Thunderbolt 3 プロトコルの技術規格では、2 台の外部モニタ対応はオプション、つまり最低で 1 台の外部モニタを接続できれば、Thunderbolt 3 対応とすることができるためです。このような PC でも、その Thunderbolt 3 ポートに接続されたドッキングステーションから接続できるモニタは 1 台だけになります。ただし、M1 チップ搭載 Mac システムと同様に、「USB グラフィック変換アダプター」 を追加すれば 2 台目以降の外部モニタが接続できるようになるのです。

Plugable 社は、macOS 10.15 以降および Windows システムで使用できる、DisplayLink 社の技術を使用した様々なタイプの「USB グラフィック変換アダプター」 を販売しています。製品の詳細を知りたい場合は、Plugable 社ウェブサイトの製品ページを参照してください。

M1 チップ搭載の Mac システムに、制限より多くの外部モニタを接続する方法については、こちらのブログ記事も参照してください。

当件について何かご質問がある場合は、どうぞ技術サポート nihongo@plugable.com までお問い合わせください。

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