[Windows] ラップトップが、ドッキングステーションが接続されている時だけ正しく起動しない

Last Update: March 5th, 2021
Article ID: 849831

もし Windows システムが、DisplayLink 技術を使用した USB ドッキングステーションを接続している時だけ正しく起動できない場合の対処法についてご説明します。通常このような問題は、ドッキングステーションに接続されている外部記憶域(HDD、SSD など)が原因で引き起こされており、ドッキングステーション自身の問題ではないことがあります。 

ドッキングステーション経由で外部 HDD などを接続しており、システムが正しく起動できないという問題が起きた場合は、下記の手順をとって問題判別をしてください。

  1. ドッキングステーションに接続された USB 周辺機器(マウスやキーボード、USB フラッシュドライブ、外付け SSD など)を全ていったん取り外します。 
  2. ドッキングステーションにモニタが接続されている場合は、これを取り外します。
  3. ドッキングステーションにオーディオ機器(ヘッドフォン、スピーカー、マイクなど)が接続されている場合は、取り外します。
  4. 有線 LAN イーサネットケーブルが接続されている場合は、取り外します。
  5. この時点で、ドッキングステーションに接続されているのは本体用の電源アダプターと、PC に接続されている USB ケーブルだけになっているはずです。他の外部周辺機器が接続されていないことを確認します。
  6. この状態でシステムを一度再起動して、問題症状に何か変化があるかを確認します。
  7. もしも PC が問題なく起動できた場合は、それ以前にドッキングステーションに接続されていた周辺機器やモニタなどを 1 つずつ接続しなおし、その都度再起動します。まずモニタを接続し、次にオーディオ機器、そしてイーサネットケーブルを接続してテストします。最後に USB 周辺機器を接続してそれぞれ再起動が正しくできるか確認します。

私たちが数多くのユーザーの方々の技術サポートをしてきた経験上から言えば、この問題の原因の多くはドッキングステーションの USB ポートに接続された外部 USB ストレージ(SSD、HDD など)です。本来はシステム内蔵のストレージから OS が起動すべきところ、何らかの理由で外部ストレージから起動しようとすることがあるためです。ほとんどの場合外部ストレージは「ブータブル(起動可能)」ではないため、システムが正しく起動しないと状況が引き起こされます。

もしこのような問題が生じた場合、対処方法として有効なのはシステム BIOS(UEFI としても知られます)の「起動順番」設定を、内蔵ストレージが一番最初の起動領域になっていることを確認したり、設定したりすることです。こうすることで、システムが外部ストレージから起動しようとすることを防ぐことができます。

PC システムはメーカー、モデルごとにそれぞれ違う構成になっているため、システム BIOS にアクセスし設定変更をする方法の詳細については、システムに付属してきた使用マニュアルを参照するか、PC メーカーにお問い合わせください。   

注意点:システム BIOS 設定変更を間違えて行うと様々な問題が引き起こされます。設定値の変更には充分注意をしてください。もしどのようにして変更すればいいかわからない場合は、PC の製造元メーカーにコンタクトすることが最も確実な方法です。 
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