macOS システムに外部モニタを接続してマルチディスプレイ環境にした際、モニタの画面解像度が正しくないことがあります。この原因には様々なものがありますが、最も多いのは macOS が外部モニタに対して自動的に選択する解像度や文字サイズが、使う側にとっては正しくないというケースです。
macOS 内に隠されている画面解像度設定オプションを変更すると、画面表示が自分にとって快適な環境になることがあります。設定の変更方法については下記のビデオを参照してください。また、ページの下に手順が説明されています。
- 「システムプ環境設定」内の「ディスプレイ」をクリックします。
- ラップトップシステムの場合、「プライマリ」モニタ、つまりラップトップ自体の「ディスプレイ」パネルが表示されます。
- 外部接続されたディスプレイの設定を変更するには、外部ディスプレイ用のパネル表示が必要です。右下にある「ウィンドウを集める(Gather Windows)」ボタンをクリックします。(このボタンは、Mac システムに複数のモニタが接続されている時のみ表示されます。)
- 外部ディスプレイ用のウィンドウがプライマリモニタ画面の後ろ側に表示されるので、設定変更したいモニタのパネルをクリックします。パネルの上部には、モニタ名(例:DELL U2412Mなど)が表示されています。
- 「変更(Scaled)」ボタンを押すと、外部モニタがサポートしている解像度の一覧が表示されます。このときに、モニタ側が本来選択できるはずの解像度がリスト内に表示されないことがあります。そのような場合は下記の手順を実施します。
- macOS 12 Monterey まで:「オプション」キーを押しながら、「変更」ボタンを押す
- macOS 13 Ventura 以降:解像度のアイコン上で右クリックし、「リストを表示」>「すべての解像度を表示」を選択する
- 現在とは異なる画面解像度を選択すると、より使いやすい表示ができることがあります。
外部接続ディスプレイに問題がある場合は、Apple 社が提供している下記の情報も参照してください。
「Mac に接続した外付けディスプレイの映像に問題がある場合」