Plugable 製品の発熱について

Last Update: June 26th, 2024
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Plugable 製品のような PC / タブレット用電子機器を使用中に、一定レベルの発熱を感じることは珍しくありません。この記事では、この発熱の理由と、合理的な範囲内であればこのような発熱が正常な状態である理由について説明します。

電子機器はその性質上、動作中に熱を発します。これは主に、集積回路、トランジスタ、その他の電子素子などの様々な構成要素(部品)内を電気が流れるためです。Plugable 製機器も一般的な電子機器であり、効率化されたデータ転送等、様々な機能を利用する際に、ある程度発熱すること避けられません。

エレクトロニクスはその性質上、動作中に熱を発生する。これは主に、集積回路、トランジスタ、その他の電子素子など、さまざまなコンポーネントを流れる電流の結果です。Plugable 社の製品は、(他の機能の中でも)データを効率的に処理・転送するように設計されているため、ある程度の発熱は避けられません。

 

発熱に影響を与える要因

1.消費電力

デバイスの消費電力量は、発熱量に直接影響します。特にデータ転送中や充電中に消費電力が多くなると、発熱増加につながります。

2.筐体の設計

製品の筐体設計と放熱能力は極めて重要な役割を果たします。機器の筐体に充分な換気とヒートシンクを組み込めば、発生する熱を効果的に管理し分散させることができるからです。この効果は例えば、Plugable 社 TBT3-UDZ や TBT4-UDZ ドッキングステーションに顕著に表れます。このようなドッキングステーションの金属ケースは、筐体全体に配置されたサーマルパッドによってヒートシンクとして機能するように設計され、これにより内部から外部への放熱が可能になっています。一方で、ユーザーの体感としては「熱すぎる」ように感じることもあります。

3.周囲の温度

外部環境も影響します。機器の周囲温度が高くなると、製品の発熱が増加する可能性が高まります。つまり夏の気温は冬に比べ、Plugable 製品だけに限らず、多くの電子機器の発熱を増加させると考えられます。

 

正常な発熱レベル

電子機器が発熱するのは普通のことですが、Plugable 製品は安全な温度範囲で動作するように設計されています。通常動作時に発生する熱が業界標準の安全パラメータ内に収まるよう、厳格な試験を行っています。すべての製品が UL 認証を受けている訳でもその必要がある訳でもありませんが、UL(アメリカ保険業者安全試験所 Underwriters Laboratories Inc. が策定する製品安全規格) の基準値は摂氏 77 度(華氏 170.6 度)です。Plugable 製品では、摂氏 71 度(華氏 160 度)程度になるように製品を設計しています。

 

発熱への対応方法

1.換気

Plugable 製品の周囲には、充分な換気を確保することが必要です。放熱が妨げられるような密閉された空間に設置しないようにしてください。

2.機器の使用パターン

高速データ転送や複数デバイスを同時に充電するような、高負荷な作業を一度に行うと発熱が増加しますが、これは一般的に正常です。発熱が気になる場合は、作業を同時ではなく順番に行うことでこれを避けることができます。

3.接続するデバイス数

Plugable 製品のハブやドッキングステーションには、別の USB デバイスを多数接続できるものがあります。バスパワー(USB ポートからの電力で駆動するタイプ)の機器を接続しすぎると、ハブやドッキングステーションが予期している以上に発熱することがあり得ます。また、ハブやドッキングステーションには供給可能な電力量の制限がありますので、接続デバイスが要求する電力量の合計がこれを上回らないように注意してください。

 

結論

動作時に Plugable 製品が多少の熱を発することは正常です。Plugable 社は安全性と効率性に優先度を置き、製品を設計、製造しています。Plugable 製品をご利用の際には、発熱に影響する要因について理解し、必要であれば正しい運用方法を採用してください。

 

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