[macOS] UD-3900C4 ドッキングステーションは Intel、M1 Pro、M1 Max チップ搭載の Mac システムで使用できますか?

Last Update: August 29th, 2024
Article ID: 1477602


UD-3900C4 ドッキングステーションを Mac システムで使用することはできますが、拡張モードでは最大 3 台までしか表示できません。この点に留意し、詳細については下記を参照してください。

まず、当ドッキングステーションの HDMI 1、HDMI 2(DisplayLink と記載されたポート)は「DisplayLink チップ、つまり USB 3.0 グラフィック変換機能」を使って表示します。このため、この 2 つのポートが正しく機能するためには、DisplayLink 用デバイス・ドライバを正しく導入し構成する必要があります。

macOS 用の DisplayLink デバイス・ドライバ(DisplayLink Manager アプリケーション)の導入手順については、下記のナレッジベース記事内で該当 OS バージョンのリンクを参照してください。

DisplayLink デバイス ドライバ導入手順

次に、M1 / M2 / M3 チップ(Pro や Max ではない)を搭載した Mac システムは、システムの制限として外部モニタを 1 台までしか接続できません。Intel、M1 Pro、M1 Max チップ等を搭載した Mac システムであれば、Thunderbolt ポートを使って 複数台の外部モニタを接続可能ですが、いずれにしても、Mac システムは「MST(マルチストリームトランスポート)」に対応していません。

UD-3900C4 ドッキングステーションの HDMI 3 と HDMI 4 (「Alt Mode MST」と記載されれている)ポートは、DisplayPort の MST 機能により複数画面を表示します。したがって MST 機能に非対応の Mac システムでこのドッキングステーションを使用すると、この両者のポートは一時点では片方しか表示できないか、2 台を複製モードで表示することになります。結果として、Mac システムの場合当ドッキングステーション経由で接続できる拡張モードの外部モニタは、最大でも 3 台に制限されます。




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